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Megumi

雑に扱われたり自分で傷つけたり

私のものじゃないみたい 身体と顔

それでも君は「かわいい」という

だから内緒にした夜

 

病院の窓が映すのは

あの日の夕焼けより

せめて美しかったらと願った

 

死んだみたいに過ごしてた命を

君にあげられたら どう使った?

 

深く刺さった愛が抜けない

今までの何よりも痛い 愛された跡

君を殺めた世界の色彩

私もいたはずなのに

 

羽のない背中に今日も

無意味に咲いてる花

ピンクの季節に深い青色なんか

混ぜられないよ

 

冷たくなった肌に

私の体温あげるけど

もう目覚めるのは疲れたよね

 

君がくれた愛は軽くない

私はその重みで動けないから

できるだけ多くの誰かを

愛しながら生きるしかないの

 

死にたくなりながら分かりたい

嫌いな世界の綺麗なところを

また会えたなら話したい

私は今も歌い続けています

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