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デイジー

南西の空
無効にされる太陽と月の境目が
探し回っていた僕たちの
居場所だったらって思ったよ
かじかんでいく指先で
触れるもの全て憂いていかないで
循環する退屈に水をあげよう

安定しない体温がブレて
レイヤードしすぎ 内側が見えない
紺黒以外じゃ コンクリのビルで
浮く四月が もうこちらを睨んでる

飾らないと青白いし
甘辛いくらいがいい
柔らかい わだかまりも
雪と溶けて海になって
涙の匂いに 今日が落ちていく

スカートを揺らして
銀色に映えるビロードの艶
繊細さが また酸素を奪う

この世界は君と二人だから
電車に乗るのやめて帰ろうか
息継ぎで溺れる
僕たちが泳げるところまで
氷花 照る sunset
隠れてた色が溶けて
みえてくる暖かさを待とうか
白波のグリッターが
アイシャドウと重なり
目元をより一層
光らせて
寄り添う Days Eye

澄み切った青に
責められる気がして
見つからないように過ごした
あの部屋に 囚われたままでも

この世界は君と二人だから
電車に乗るのやめて帰ろうか
乗り継ぎ間違えた方が
新しい景色に出会えるでしょ
果ての月さらって 冴え返る中で
背伸びてく身体を春が傷つけても
お洒落してbeautiful
咲いては誇る感性で貫いてよ
明けそうな夜
臆病になっていく
デイジー そばにいられないけれど
みているよ
閉じていても Days Eye

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